2017/10/09

すっかり日が落ちるのが早くなりましたね。
１７時過ぎるとあっという間に暗くなってきます。

さて、三連休も休まず営業です。
朝から夜まで現場作業、お見積もりと走り回っています。

現在作業させていただいている現場は、本当にいたたまれないお宅です。

孤独死のあったお宅で、広いお宅、お庭、物置にものがたくさん、
ごみ部屋状態です。

ご遺体が運ばれてからだいぶ放置されていたようで、遺骸痕の残った
ベッドはそのまま、お部屋の中、外は蜘蛛の巣だらけ、ゴキブリもたくさんいます。

当然ウジもわいた跡があります。

そして、お部屋の中に、１年くらいは経ってそうな、腐敗した
大きなペットの亡骸もありました。

ご主人様が亡くなってから、ずっとさみしかったことと思います。

孤独死を防ぐには、コミュニケーションをとれる環境が必要不可欠です。

こちらのお宅では、親族の方が近くに住んではいるけど、関係は良くなく、
このような状態となっても全くの無関心です。

孤独死にはこういったケースはよくあります。
コミュニケーションと言うのは簡単ですが、人間関係は合う合わないも
ありますし、環境にもものすごく左右もされます。

難しい、深刻な社会問題です。

建物からトラックまでの距離が長く、車の通れない細い通路がＬ字に４０ｍほどあり、
そこから更に道を挟んだ向こうの駐車場まで搬出しますので、
大変な作業となっていますが、ようやくメドが立ちました。

引き続き、丁寧な作業を心掛けます。