2010/11/15

19時前に父から電話がかかってきました。

「何時に帰ってくる？」

「あと２時間くらいかな」

ビール切らしたから買ってこいとかそんな用事かと思い用件を尋ねると、
大事な話があると言われました。

気になったので再度問いただすと、
電話で言うようなことじゃないと低いトーンで言われました。

……

家族から大事な話があるなんて電話、9割9分9厘、凶報だ。
そもそも仕事中に父から電話がかかってくる自体めったにない。

いろいろなことを想定しました。
本当に考えたくないことまで。

仕事を終わらせ帰宅すると、用件の内容は残り1厘の方でした。
凶報じゃない。

ぐったり

良かった。本当に良かった。

本来すぐ開けたい僕宛に届いていたその一通の封筒を、
ご飯を食べ終わるまで開けようとも思えませんでした。

これだけ考えていたことと相反すると、こうも力が抜ける。

本当に久しぶりにこんな風になったな。
父の意味分からなかったトーンもどうでもいいくらいに。

良かった。