2010/11/27

本日は大変貴重な場にお招きいただきました。
日進市にて、今回初参加です。

ハウスクリーニング、ビルメンテナンス、特殊清掃、洗浄道具開発販売、
遺品整理など、清掃を業とされた業者さんらによる
今年度の活動報告、情報や意見の交換を行うものでした。

今回は東海三県でご活躍される皆様がお見えでした。

それぞれの地域での状況は全然違うんだなと驚かされました。
また、薬剤一つとっても様々な種類、用途があり奥が深い。

新たな洗浄道具を使用した洗浄前後のお写真も
拝見させていただきました。

工場の床の汚れ、キズが同色にピカピカ。
少しですが経験したことがありますので
そのすごさがとてもよく分かりました。

更に、プロジェクターを使い、今年作業された特殊清掃の現場の写真
（死後何日も経過した遺骸痕の写る生々しいもの）を用い、
特殊清掃の作業手順、注意事項などを会の情報として説明して下さりました。

「特殊清掃業とは、清掃業の一形態である。
事件現場清掃業等とも呼ばれる。
事件、事故、自殺等の現場の特殊な清掃業務を指す。」

想像ができないと思います。実際にはっきりした遺骸痕を、
またその後の建物がどうなっているかを。

そういった現場で、どんな思いでどんな格好でどういった洗剤で
どんな洗浄を何に注意してやるべきか、どんな工事が必要か。

ここでお伝えしたいことは、そういった作業についてではなく
感染症について気をつけていただきたいということです。

万が一ご家族に不幸があった時、その方に血液のご病気が
ある場合は容易にお部屋に入ってはいけません。
そのお部屋に入る人の絆創膏キズ一つがすでに危険なのです。
ご家族の方に対して言い回しが良くないもしれないけれど、
本当に気をつけていただきたいのです。

それと、孤独死とは人との関わり合いが減ったために起こってしまうもの。
人と人とが生涯繋がっていられる関係を築いてほしいと思います。
これは、とある有名な方がテレビでいってらっしゃいましたが、
本当に共感します。

その他、清掃業ならではの色々な意見交換をして閉会しました。
本当にためになりました。

お声をかけていただいた内田社長に感謝しています。
今回ご縁をいただた皆様、ありがとうございました。

http://quality-ism.com/top

以前もご紹介しましたが、
「アントキノイノチ」

皆さんに読んでいただきたいです。