2009/12/22

最近読んだ本に、

「日本の皇室は、ヨーロッパの貴族たちが勝手に王を名乗るのとは違って、天照大神の神託を仰ぎながら、これまでやってきています。だから、それはヨーロッパ諸国の王制とは比較にならない神聖さを帯びているのです。」

とありました。

政治家がいろいろな問題を起こしたりしている中で、
それでも日本の天皇は誇り高くすごいんだ！

と、感じたのは最近の話です。

さて、日本の湖や池の生態系を壊した外来魚として知られるブルーギル。

実はそのブルーギルを初めに日本に持ち込んだのは、
天皇陛下だということをご存知でしょうか。

一時話題になったので知っている方も多いかと思います。

ブルーギルは、針にえさをつけなくても釣れてしまうんです。
とにかく食欲旺盛。だから、小学生の頃は良く釣りました。
釣っても釣っても減らない魚だなーと思っていました。

ブルーギルが猛烈に繁殖し、生態系を壊してしまったことに対して、
「今このような結果になったことに心を痛めています」
と述べられたといいます。

更に、
「おいしい魚なので釣った人は持ち帰って食べてくれれば」
とも話したとか。

今になって、そんなにすごいと言われる方のコメントなんだと笑えてしまいました。

どうしても他人ごとになってしまいますが、
今の日本で誇り高いといわれる人の失敗であるなら、僕なら許せてしまいそうです。