2010/01/08

ご存知の通り、今年は寅年です。

虎は一般的に飼う動物ではないし、あまり関心がありませんでした。

ですので、虎を使うことわざを調べてみました。

「虎渓三笑」
あることに熱中しすぎて、外のことすべてを忘れること。

「雲は竜に従い風は虎に従う」
立派で聡明な君主のもとにはすぐれた臣下が出現し、これを助けるというたとえ。

「苛政は虎よりも猛し」
「苛政」とは、租税を厳しく取り立てる政治のこと。むごい政治は、人を食う虎よりも恐ろしがられる。過酷な政治を戒めるたとえ。

「市に虎を放つ如し」
町の中に猛獣の虎を野放しにするのも同然で、非常に危険極まりない状態になることのたとえ。

「虎口を脱する」
きわめて危険な場所や状態から逃れること。

「虎に翼」
勢力のある者が、さらに別のものを加えていっそう勢力のある者になること。

などなど、他にもたくさんあるんですね。
虎は、[真っ直ぐ凶暴な存在]として多く使われていました。

不況を乗り越えるにはもってこいの干支ではないでしょうか？

困難があっても目を背けず、ふらふらせず、真っ直ぐ強い信念を持って一年を過ごしたいと思います。