2010/01/26

海洋楽研究所というのをご存知でしょうか。

とある男性が余命３ヶ月と宣告され、
沖縄の宮古島へ渡り残りの生涯を過ごそうとしました。

しかし、海にはゴミが散らかっているので
自分の住む場所の目の前の海だけでも、とゴミ拾いをしていたら、
子供たちが手伝いをするようになりました。

するとある時子供たちが、このゴミで何か作れないないか、と言ったそうです。

その男性は簡単に返事をしてしまいましたが、
それに応えようと海のゴミで製作活動をスタートしました。

製作したものは、カメやサメなど本物そっくりの海の生き物。

ラジコンで自在に操作可能で、動きがもの凄くリアルなんです。

材料は、ほぼウェットスーツの廃材など。

現在は自宅に海洋楽研究所を設けて幼稚園などで無償でお披露目したり、
子供たちに作り方を教えてあげて一緒に楽しんだりしているそうです。

収入は、日雇いのバイトのみ。

お金に左右されず、「子供の笑顔のために人生を捧げる」

なかなかできないことだと思います。

幼稚園でお披露目する時、その男性から伝わってきたウキウキする様子にとても感動しました。

「誰かのためになる自分の生きがい」なんてあったら、
素晴らしい人生になるんでしょうね。

アンテナ張って見つけてみたいと思いました！！